生理不順(月経不順)

鍼灸治療

 生理不順とは、月経異常のことで、これには月経周期異常、経血量異常、出血持続日数異常、月経開始時期異常、閉経時期異常、および随伴症状などが含まれますが、ここでは月経周期異常、経血量異常、出血持続日数異常を対象とします。月経周期は通常20歳~39歳の成熟婦人の場合25~38日、経血量は20~140mL、出血持続日数は3~7日を生理的範囲とされ、これら正常範囲から著しく逸脱しているような生理不順は治療の必要があります。月経周期異常には、無月経、稀発月経、頻発月経などがあります。  無月経には、18歳以上で初経がない原発性無月経と以前は月経周期があったのに3ヶ月以上月経がない続発性無月経があります、また妊娠、産褥、授乳期の無月経は生理的無月経として、これら病的無月経には含みません。稀発月経は、月経周期が異常に長く、39日以上60日以内のものを言いますが、続発性無月経との境界は必ずしも明確ではありません。頻発月経は、月経周期が異常に短く、24日以内で毎月繰り返される月経を言います。経血量異常には、過多月経と過少月経があり、過多月経は経血量が150mL以上の場合をいい、過少月経は経血量が20mL以下の場合で、これには出血持続日数が3日以内の過短月経を伴います、これらは本人の訴えによる為、厳密には判定できません。生理不順に対する鍼灸治療は、ホルモンバランスの変調に起因する機能的月経異常を対象とします、治療は背部と腹部のツボに対する治療を中心に、卵巣及び子宮機能の正常化を目的とした経絡治療を行います。また腫瘍、形態異状などの器質的疾患による生理不順は手術対応となる場合が多いので、鍼灸治療対象外です。


予防・対策

 生理不順の場合、周期の乱れがそれほど大きくなく、挙児希望がない場合、西医においても経過観察となります、しかし挙児希望があって不妊を訴える場合、あるいは挙児希望がなくても過多月経により貧血を訴える場合などは、治療の対象とします、したがって患者さんの置かれた状況を患者さん自身が、的確に判断して適切な治療を心がけてください。また鍼灸治療には体内の崩れたバランスを元に戻す作用がありますので、お近くの鍼灸院で治療されてみてはいかがでしょうか。

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