慢性疲労症候群

慢性疲労症候群

鍼灸治療

 慢性疲労症候群(CFS)は、健康に生活していた人が感冒などの感染症を契機として発症することが多く、長期にわたる著しい全身倦怠感、疲労感を主症状とする疾患です、この慢性疲労は休養しても軽快しないほど疲労が高度で、QOL(生活の質)が著しく低下します。慢性疲労症候群(CFS)のはっきりした原因は不明ですが、ウイルス感染、免疫異常、内分泌異常、アレルギー、精神神経医学的側面などが関与していると考えられています。症状は、厚生省研究班の診断基準により、2項目の大基準、11項目の小基準、3項目の身体所見が挙げられています。慢性疲労症候群(CFS)の西医における治療は、原因が明らかでないことから現在のところ特定された治療法はありません、したがって対症療法として、抗ウイルス薬、免疫グロブリン、免疫調整剤、ビタミン剤、抗精神薬、睡眠導入剤、消炎鎮痛剤などのさまざまな薬物による治療が模索されている状況です。慢性疲労症候群(CFS)に対する鍼灸治療は、生体恒常性維持機能強化を目指した全身治療を行います、これはホメオスタシス低下によって免疫系にアンバランスが生じた結果、引き起こされる全身症状であると考えられるからです。治療は、傍脊柱交感神経節への働きかけ、背部と腹部のツボに対する治療、経絡治療、リラクゼーション治療を症状の程度により組み合わせて行います。


予防・対策

 慢性疲労症候群(CFS)が病気として認知されたのは比較的新しく、アメリカでは1988年に、日本では1991年に診断基準が設定されました、それまでは怠け病とか、詐病ではないかといった目で見られていましたが、その後は着実に症例を積み重ね、受け入れ施設も充実してきました、しかし推定30万人が罹患している割には認知度はそれほど高くなく、人知れず苦しんでいる患者さんはかなりの数にのぼっています。この慢性疲労症候群(CFS)は、軽症でも2年、重症例では10年以上の長期にわたり、症状が持続するといわれていますので、本人の治療に対する意欲もさることながら、周りの人の理解と協力が特に重要です。また鍼灸治療は身体に負担のかからない治療法ですので、お近くの鍼灸院で治療されてみてはいかがでしょうか。

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