胃炎

胃炎

鍼灸治療

 胃炎には、急性胃炎、慢性胃炎、があります。急性胃炎は胃粘膜の充血、浮腫、好中球浸潤や上皮組織の変性、剥離などによって起こる急性炎症で軽症の胃炎は数日で治癒しますが、重症の胃炎は死ぬこともあります。原因には、摂取した薬剤や食品による外因性とウイルス・細菌の感染、寄生虫、アレルギーなどによる内因性があります。症状は心窩部痛、不快感、悪心、嘔吐などで激しい場合は吐血、下血、ショックなども生じます。慢性胃炎は長期にわたって胃粘膜の欠損と再生が繰り返された結果胃粘膜や胃腺が萎縮して元に戻らない状態になってしまった胃炎をいいます、これには自己免疫が関与するA型と炎症の再生過程に生ずるB型があります、また近年胃粘膜内にらせん形をしたグラム陰性桿菌であるヘリコバクターピロリ菌が発見され、その菌の作用によって胃内にアンモニアを生じ、粘膜障害を起こすことが明らかにされ、慢性胃炎の原因のひとつとして注目されています、症状は無症状の場合もありますが、多くは心窩部鈍痛、不快感、腹部膨満感、胸やけ、悪心、嘔吐、口臭などを訴えます。胃炎に対する鍼灸治療は、症状が急激な場合は西医による精密検査及び対症治療が必要ですが、それ以外は積極的に行います。特に慢性胃炎や反復する軽度の急性胃炎は根本原因が胃弱ですので胃腸そのものを強化しなくては根治することはできません。つまり胃炎の症状が出たときだけ治療してもそれは一時しのぎであって胃腸が強化されたわけではないのですから何度でも症状が出てきます。治療は、胃経を中心とした経絡治療とストレス緩和及び免疫力増強を目指した治療となります。


予防・対策

 胃の働きは口腔内で咀嚼された食物を受け入れて、しばらくすると蠕動運動が始まり胃腺より分泌された三種類の消化液と混和攪拌し、食物を汁状にして十二指腸へ送り出します。これら一連の働きは神経やホルモンあるいは胃そのものの自動能によって微妙に調節されています、この調節がひとつでも狂ってしまうと胃は粘膜障害を起こします。これを防ぐには暴飲、暴食、偏食、ストレス、薬の飲み過ぎなどを日常的に注意することです。また慢性胃炎でお悩みの方は、お近くの鍼灸院で治療されてはいかがでしょうか。

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