口角炎は口の両端が切れたり、亀裂が入ったり、時にはそれがかさぶたになったりするものを言います。症状は疼痛ですが大きく口を開かねばそれほど痛くはありません、原因は真菌や細菌の感染ですが、その基礎にはビタミンB2の欠乏、栄養不良、機械的刺激などが存在します。口角炎に対する鍼灸治療は大腸経及び胃経を中心とした経絡治療を行います。また原因として吸収障害に基づく栄養不良が考えられますので、体質改善を目指した全身治療を行います。
体質的な吸収障害がない場合はビタミンB2の欠乏、栄養不良、機械的刺激などを起こさないようにすれば予防できます。また頻繁に口角炎を起こすようでしたら、お近くの鍼灸院で治療されてみてはいかがでしょうか。