慢性腸炎

慢性腸炎

鍼灸治療

 慢性腸炎は単なる症候名であって疾患名ではありません、これは慢性的に腸粘膜が炎症状態にあるものを言います、したがって感染症による急性腸炎や薬剤による急性腸炎などは除外されます。この慢性腸炎には潰瘍性大腸炎、クローン病などが考えられます。潰瘍性大腸炎は主として大腸粘膜を侵し、びらんや潰瘍を形成する慢性炎症性腸疾患です、30歳以下の成人に多く発症しますが小児や50歳以上の場合にもみられます。潰瘍性大腸炎の主な症状は、粘血下痢ですが腹痛、発熱、食欲不振、体重減少、易疲労感などもみられます、原因は不明ですが大腸粘膜における局所免疫異常が関与していると考えられています。クローン病は消化管のあらゆる部位に発生する慢性のしかも難治性の炎症性疾患です。クローン病の症状は、炎症が発生した部位によってさまざまですが、主として長期にわたる腹痛、間欠性発熱、下痢、嘔吐などを訴え、体重減少、貧血が現れます、クローン病の原因は不明ですがアレルギーが関与していると考えられています。慢性腸炎に対する鍼灸治療は西医において通院治療が可能な症状を対象とします、したがって入院治療及び手術対応となる場合は対象外となります。治療は症状に応じた経絡治療と、原因が局所免疫異常やアレルギーの関与ですので、体質改善を目的とした全身治療を行います。


予防・対策

 慢性腸炎の場合、西医においては症状を根治させるというのではなく、症状をコントロールして患者さんに通常の社会生活を送ってもらうということに主眼を置いています。したがって食事療法を中心に、症状を増悪させるストレスを回避する為の生活改善指導なども行われ、患者さんのQOL向上を目指してパラメディカル・スタッフが一致協力してこれにあたっています。また鍼灸治療はストレスを軽減する効果もあり、身体に優しい治療法ですからお近くの鍼灸院で治療されてみてはいかがでしょうか。

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