咳(せき)

咳

鍼灸治療

 咳は気道内分泌物や異物を除去する為の防御反射で、肺内の空気が気道を通じて爆発的に、あるいは連続的に駆出されると同時に独特の音を発します。これは咽頭、気管分岐部、気管支粘膜に存在する受容器の刺激により、迷走神経求心路を介して上行した求心刺激が延髄迷走神経知覚核に達して咳中枢を刺激し、肋間神経、横隔膜神経、反回神経などを通じて咳反射が出現します。咳は喀痰を伴う湿性咳と喀痰を伴わない乾性咳がありますが、湿性咳の場合は粘液、分泌液の喀出に役立つ面があり、一概に鎮咳してよいわけではありません、乾性咳の場合は生体に不利益な点が多いため鎮咳がはかられます。咳発現の原因として気道の病変、肺胞の病変、胸膜、心嚢、食道の病変、心因性などが挙げられています。咳に対する鍼灸治療は、まず西医における検査と原因疾患の特定が先決です、そして西医での治療と併行した治療になります。治療は自律神経のバランス調節と呼吸筋の筋緊張緩和を目的とした治療を中心に行うと共に、原因疾患に対しても可能な限り治療を行います。


予防・対策

 咳は生理的防御反応の一面はありますが、過度の咳は体力の消耗、静脈血還流の阻害、肋骨骨折、自然気胸、咳漱失神などを伴う危険性がありますので、早期治療を心がけてください。また西医での治療が思わしくない方は、お近くの鍼灸院で治療されてみてはいかがでしょうか。

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