前立腺肥大症

前立腺肥大症

鍼灸治療

 前立腺肥大症は尿道を取り巻く前立腺内腺の、腺組織や線維筋性細胞が結節状に増加し、尿道を圧迫狭窄して排尿障害を起こす疾患です。原因は、40歳以降から始まるテストステロンの減少とエストラジオールの増加といった、ホルモン環境の変化が前立腺肥大症を発生させると考えられていますが、詳細については解明されていないようです。前立腺肥大症は高齢者に多く、80歳以上では90%以上の人に前立腺肥大が認められますが、そのうち排尿障害によって前立腺肥大症の治療が必要となるのは、10%程度といわれています。症状は、3期に分けられていて、第1期は刺激期、第2期は残尿発生期、第3期は慢性尿閉期、といいます。刺激期には、腫大した前立腺によって後部尿道が刺激され、尿道の不快感、頻尿、特に夜間の排尿回数の増加がみられます。残尿発生期には、50mL~150mLの残尿がみられ、頻尿、排尿困難も強くなり、いきみが必要となります、また長時間の乗物や飲酒時には、前立腺が充血して突然排尿ができなくなるといった、急性尿閉を起こすことがあります。慢性尿閉期には、残尿はさらに多くなり300mL以上となります、そして膀胱は過伸展の状態となり、やがて尿が絶えず漏れるといった溢流性尿失禁になります。前立腺肥大症に対する鍼灸治療は、症状が第1期及び第2期前半までを対象とします、治療は対症治療として腎経、膀胱経の表裏穴治療を行い、あわせてホルモンバランスの調節を目的とした全身治療を行います、また無症状の人に対しても予防としての治療を行います。症状が第2期後半及び第3期は、手術対応となりますので鍼灸治療対象外です。


予防・対策

 前立腺肥大そのものは加齢的変化ですので予防はできません、排尿障害が出てきましたら、合併症予防の為にも放って置かないで、速やかに適切な治療を心がけてください。また定期的な鍼灸治療には症状の進行を遅らせる効果がありますので、お近くの鍼灸院で治療されてみてはいかがでしょうか。

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