過敏性腸症候群

過敏性腸症候群

鍼灸治療

 過敏性腸症候群は、腸管とくに大腸の機能的疾患で、症状に基づくさまざまな臨床検査において、なんら器質的疾患が認められない場合につけられる診断名です。過敏性腸症候群の症状は腹痛、下痢、粘液便、便秘、腹部膨満などですが、便通の状態によって便秘型,下痢型、下痢便秘交代型に分けられます。便秘型は比較的女性に多く、ほとんどは副交感神経の過緊張による痙攣性便秘で、腹痛に伴って便が兎糞状になったり、細く小さい便が小刻みに出たりします、そして排便後も長時間にわたって残便感があり、便意が頻発します。下痢型はどちらかといえば男性に多い症状で、試験とか、旅行とかの心理的な圧迫が大きく影響して,泥状下痢便を排泄することが多く、1日に数回、特に食後ただちにトイレに駆け込むような便通異常が見られます、日本人の過敏性腸症候群では、この型が最も多いといわれています。下痢便秘交代型は、下痢と便秘が交互にやってくるもので、下痢が数日続いたかと思うと、今度は便秘が数日続くといった状態を繰り返します、これは腸運動の緊張亢進と蠕動運動の亢進が交互にやってくる結果起こります。過敏性腸症候群の西医における治療の第一選択は、症状を誘発しているストレスの軽減あるいはコントロールを目的とした生活改善指導です、そして症状増悪時に限り、対症治療としての薬物療法が行われています。過敏性腸症候群に対する鍼灸治療は、原因がストレスによる症状増悪、そして症状増悪がストレス源になるといった悪循環ですから、この悪循環を断ち切る為に、ストレス緩和を目的としたリラクゼーション治療と、症状軽減を目指した対症治療を併行して行います。治療は、脊柱起立筋の緊張を緩めると共に、筋性防御による腹部筋の緊張を緩めます、また対症治療として、背部と腹部のツボに対する治療と、腹部を走行する経絡の要穴に対して経絡治療を行います。


予防・対策

 過敏性腸症候群の原因で、大きな比重を占めるのは精神的ストレスですが、これは各人各様で何がストレスになっているのかを、特定するのは難しい一面はあります、しかし、規則正しい食習慣、適度な運動、充分な睡眠といった基本的な生活改善を図ることによって、ストレス耐性が高まり、結果として過敏性腸症候群は予防することができます。また定期的な鍼灸治療にはストレスを軽減させる効果がありますので、お近くの鍼灸院で治療されてみてはいかがでしょうか。

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